巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか (文春新書) の感想
参照データ
タイトル | 巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか (文春新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 石坂 泰章 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784166610792 |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » アート・エンターテイメント » アート・芸術 |
購入者の感想
サザビーズやクリスティーズなどを舞台に繰り広げられる、文字通りアートビジネスの裏側が分かりやすく書かれています。
このため、「アートビジネスとは何ぞや?」という疑問を持つ人や「仕事でアートに関わりがある」という人には、良い入門書だと思います。
一方で、アートをビジネスにしている一握りの人以外から見たら、「芸術とは要は金か」という思いを持ってしまうかもしれない本です。
私はコレクターでも作品の値上がりを待って高値で売るような思いを持つ人間ではありませんが、それなりにアートの持つ魅力は理解しているつもりです。しかしこの本で頻繁に出てくる億単位、少なくとも千万円単位のアートは遠い存在と思いました。
このため、「アートビジネスとは何ぞや?」という疑問を持つ人や「仕事でアートに関わりがある」という人には、良い入門書だと思います。
一方で、アートをビジネスにしている一握りの人以外から見たら、「芸術とは要は金か」という思いを持ってしまうかもしれない本です。
私はコレクターでも作品の値上がりを待って高値で売るような思いを持つ人間ではありませんが、それなりにアートの持つ魅力は理解しているつもりです。しかしこの本で頻繁に出てくる億単位、少なくとも千万円単位のアートは遠い存在と思いました。