進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義 (ハヤカワ文庫NF) の感想
参照データ
タイトル | 進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義 (ハヤカワ文庫NF) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | リチャード・ドーキンス |
販売元 | 早川書房 |
JANコード | 9784150504823 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » 遺伝子・分子生物学 |
購入者の感想
進化生物学者であるリチャード・ドーキンスがファラデーの「ロウソクの科学」よろしく英国王立研究所でおこなった1991年のクリスマスレクチャーの書籍化である。
レクチャーで用いられた豊富な写真や図を盛り込んで非常にエキサイティングな進化論のレクチャーが繰り広げられる。
驚いたのは、犬は全てオオカミを祖先として品種改良されたものであるが、ご存知ブルドッグは頭が大きくなり過ぎたお蔭で自然分娩が不可能らしい。必然的に帝王切開による出産と相成るわけだが、つまりは人の手を必ず要するので、ヒトが滅びたら消えゆく運命なのだという。
この様な調子で知的好奇心を刺激する話題満載の本書は進化をさらに格好の一冊であると思う。
レクチャーで用いられた豊富な写真や図を盛り込んで非常にエキサイティングな進化論のレクチャーが繰り広げられる。
驚いたのは、犬は全てオオカミを祖先として品種改良されたものであるが、ご存知ブルドッグは頭が大きくなり過ぎたお蔭で自然分娩が不可能らしい。必然的に帝王切開による出産と相成るわけだが、つまりは人の手を必ず要するので、ヒトが滅びたら消えゆく運命なのだという。
この様な調子で知的好奇心を刺激する話題満載の本書は進化をさらに格好の一冊であると思う。