インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫) の感想
参照データ
タイトル | インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫) |
発売日 | 2012-11-02 |
製作者 | 真梨幸子 |
販売元 | 徳間書店 |
JANコード | 9784198936242 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
購入者の感想
一冊目のフジコにはまった人にとっては悪い本ではないかもしれない。
あの事件にこんな設定があったのかーとか、あの人物はその後こんなことになったのかーみたいな楽しみ方は(ファンにとっては)可能。
一冊の小説としてクオリティは疑問。
一連の事件として整合性をつけようと設定を盛っていってるわけだが、それが面白いかは別の話。
相変わらず突っ込みどころは多いし、前作と設定が変わってるように見えるところもある。
また、単純に読みにくい点も指摘できる。
この人の文章の問題もあるが、次々と語り手が変わる構成も一因。
もちろん何らかの効果を狙ってそのような構成がとられることはあるが、本書で効果的に機能していると思えない。
まとめて購入したのでシリーズ三作を読んだが、自分にとっては期待したものではなかった。
なんというか「イヤミス」という呼称がよくない気がしている。
ミステリを期待した人ほど評価が低くなるのではないだろうか。
あの事件にこんな設定があったのかーとか、あの人物はその後こんなことになったのかーみたいな楽しみ方は(ファンにとっては)可能。
一冊の小説としてクオリティは疑問。
一連の事件として整合性をつけようと設定を盛っていってるわけだが、それが面白いかは別の話。
相変わらず突っ込みどころは多いし、前作と設定が変わってるように見えるところもある。
また、単純に読みにくい点も指摘できる。
この人の文章の問題もあるが、次々と語り手が変わる構成も一因。
もちろん何らかの効果を狙ってそのような構成がとられることはあるが、本書で効果的に機能していると思えない。
まとめて購入したのでシリーズ三作を読んだが、自分にとっては期待したものではなかった。
なんというか「イヤミス」という呼称がよくない気がしている。
ミステリを期待した人ほど評価が低くなるのではないだろうか。