ならず者の経済学 世界を大恐慌にひきずり込んだのは誰か の感想

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参照データ

タイトルならず者の経済学 世界を大恐慌にひきずり込んだのは誰か
発売日販売日未定
製作者ロレッタ・ナポレオーニ
販売元徳間書店
JANコード9784198626389
カテゴリビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 » 国際経済学

購入者の感想

現代のアメリカ型資本主義は、ベルリンの壁崩壊以降、旧ソ連圏だけではなく、中国、
東南アジア、南米等に大きな影響を与え、各国はそれぞれの経済体制を、大きく変化させた。

経済体制の激変時には、政治・法律の力が及ばない闇経済が必然的に発生する。
この本は現代の各国のあるいは、国をまたぐ闇経済を詳しくレポートするものだ。

大きく分類すると以下のとおり
(1)共産圏に自由と民主主義がもたらされた結果、貧困層が生み出され、女性や弱者で
   奴隷状態ともいえる人々が増加した
(2)マフィヤのマネーロンダリング等が世界的規模となっていった。 
(3)途上国では先進国の模倣品、偽造が盛んになり、手がつけられない。
(4)インターネットの世界は、無国籍で法律が全く及ばない。
   サービスを提供する側もサービスを受ける側も奇抜な手段で金を稼いでいる。
(5)政治自体も闇経済に引っ張られるように、恐怖や神秘が政治手段となっている。
(6)その他いろいろ(当然アメリカも出てきます)

このようなことが、現実にあるのかどうかは全く分からない、というのが正直な感想。
闇経済は、一般人には見えないからこそ闇経済言われるのだから、当然かもしれないが。

著者はイタリア出身のためか、アフリカ諸国がよく話題に登る。
これは、日本人の本にはあまり出てこないのでなかなか勉強になる。
また、著者のインターネット内での経験には思わず笑ってしまう。

副題は「世界を大恐慌にひきずり込んだのは誰か」となっており、
一見、現代の世界同時不況の問題を取り上げているように見えるが、
直接は関係ないので、その辺はお間違いないように。0

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