CDJournal2018年8月・9月合併号 (CDジャーナル) の感想

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意外にグループ全員でなく、選抜されて話すという切り口が成功した記事がハロプロから３つ。

つばきファクトリー
山岸理子、岸本ゆめの、小野瑞歩、小野田紗栞の４人。初ツアーや、ツアーの移動の時の話。レコーディングやMVはどうなるかと予想した話。つばきの歌特有のセリフパートについての奪い合い。自分達の位置が微妙にズレ始めたことへの女性らしい恐怖感と励みにして歩む姿。受験で闘う人が多い年齢で、彼女達が闘う相手というのが見て取れて、何故か身内に頑張れと言う気持ちになります。この年齢の吸収する力は凄いのか、やっぱり数度のツアー体験を済ませた今、ハロコンと呼んでいる夏のハロー全員出演のコンサートでは、つばきのメンバーが個が立つ息吹を随所に見せています。試行錯誤も多かったかもしれませんが、着実に実力を上げている彼女達は今、逞しさを増しています。その彼女達がステージから降りて話している様なこの記事が、ことのほかホカホカした熱を持っている様で、好感この上ないです。

Juice=Juice
Juice=Juiceには別の熱があります。宮本佳林、段原瑠々、稲場愛香の３人で登場です。まず「見て下さい、この扉のページの稲場さんを」と言いたいです。話(記事)を聞かずとも百聞は一見にしかずです。このJuice=Juiceの記事は要するに「稲場愛香」加入を解剖している記事なのですが、稲場愛香が何者なのかは私にはこの写真１発で分かると感じます。これほど「意思」のある目をしたハローメンバーの写真を見た事がないです。今迄の全てのハローメンバーの写真は「写真に撮るから」の作る顔です。しかしこの稲場さんは“本人”が隠せず出ていて。可愛い声で控え目発言の稲場さんだから誤解されますが、既にスーパースターです、補強選手なのに、大谷某二刀流の様に。この意思のある顔が彼女です。