マイオーディオルーム ～マルチフォーカスチューニング体験記～ (CDジャーナルムック) の感想

オーディオに対する深い愛のたまもの？　とんでもない。アドヴァイスと称する自慢話に終始していて、何の参考にもならないし、得意げに語られていることは、多くのオーディオ・ファンなら普通に気づく程度の取るに足りない凡庸な議論ばかり。オーディオの専門家かどうかは知りませんが、臆面もなく自己アピールする輩って、物書きとしてまったく信用できません。

等身大のオーディオ術があふれんばかりに入っている。
よくある超弩級なオーディオ機器をドカーンと鳴らす部屋ばかりでなく、少し努力すればできそうな工夫が満載。
カタログ的なオーディオ本が多い中、この本は文書量も多く読み応えがある。
14ページの高島誠氏の写真にはびっくり。