KING 刃物超仕上用砥石 台付 #6000 最終超仕上用 S-1 の感想

はっきり言って一般家庭にには全く必要ありません！
#3000位の細かさの砥石で十分です。

箱書きに「刃物超仕上げ用」という記載の通り最終的な仕上げに使います。
これで仕上がった状態とは、それは鏡面に近いくらいの輝きを出し、
それは美しいですよ！　＜もう、あぶない世界

#1000〜#3000の砥石で十分に刃付けをしてからこの砥石で仕上げます。
しっかり刃付けがされていないと、この砥石を使っても「綺麗な輝き」となるだけで、
特に切れるようになる訳ではありません。
きちんと砥ぎができる中級者以上向け！
(じっくり下砥ぎと仕上げをすれば、産毛を剃ることもできるくらいになりますが･･･)

ハガネ系の牛刀や和包丁をこの砥石で仕上げると、
表面積が小さくなるので、汚れがつきにくく腐食も抑える効果があります。
我が家のハガネ牛刀は腹(側面)の部分までこの砥石で仕上げてありますが、
一見ステンレス鋼のような輝きをしており、鏡面のように顔が映ります！
(もちろん切れ味もばっちりですが･･･)
さすが6000番！です。気持ちいいですよ！

普通の人が買う人造砥石のなかでは仕上げ用で最高クラスでしょう。
(人造ものでも#9000もあるし、刀剣の仕上げには数万円する天然砥石を使うそうですが･･･)

砥ぎに1時間以上没頭できる覚悟のある人は購入してみますか？

一回りサイズの小さい#6000もあるようです。
キング　仕上砥石　（窓明き）　Ｓ−３