孔雀王ライジング (10) (ビッグコミックス) の感想
参照データ
タイトル | 孔雀王ライジング (10) (ビッグコミックス) |
発売日 | 2019-07-30 |
製作者 | 荻野 真 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784098603664 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
うまくまとまったかというとNOなのであるが、それでも病床で最後を描ききった荻野真には最上級の賞賛を送りたい。最初の孔雀王は本当に好きだった。当時中高生だった自分には縁遠かった仏法への興味を与えてくれた。同時期に学校の授業で倫理を習ったが孔雀王を読んで無かったら非常に退屈だったろうと思う。退魔聖伝は尻切れじゃなかったらこれまた最高だった。曲神紀は絵柄こそ気に入らないものになってしまったが古事記の世界を見せてくれた・・・酷い部類の打ち切りで終わったが。で、その続きとしてライジングと戦国転生・・・。迷走である。褒められるところは正直ない。しかし大好きな孔雀王が続いている事が大事だった。様々な神話と数々の宗教が登場した。こんなの後にも先にもないだろうなと思う。
あとがきが息子の真央氏だった。最初の孔雀王の何巻だったか表紙裏で誕生と名前の由来を知っていた彼だ。1つの時代が終わったのだなあと実感した瞬間だった。泣いた。荻野真よ、安らかに眠って下さい。オンカカカビサンマエイソワカ。
(追記:退魔聖伝の8巻でした)
あとがきが息子の真央氏だった。最初の孔雀王の何巻だったか表紙裏で誕生と名前の由来を知っていた彼だ。1つの時代が終わったのだなあと実感した瞬間だった。泣いた。荻野真よ、安らかに眠って下さい。オンカカカビサンマエイソワカ。
(追記:退魔聖伝の8巻でした)