令和日本・再生計画: 前内閣官房参与の救国の提言 (小学館新書) の感想
参照データ
タイトル | 令和日本・再生計画: 前内閣官房参与の救国の提言 (小学館新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 藤井 聡 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784098253500 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
安倍政権で6年間、内閣官房参与として勤務し、政権を内側から見てきた筆者が、安倍政権の経済財政政策や外交政策などを「失敗」と断じている。
例えば、内政では、IRの推進や水道事業の民営化、財務省主導によるプライマリーバランス健全化計画や消費税増税、外交では、ロシアの思惑に引っかかった北方領土交渉等々・・・その結果、日本は世界一の後進国になっていると警鐘を鳴らしている。
その根拠は、各種データに基づく客観的な数字や事実が示しており、説得力のある内容となっている。これは非常に重要な指摘であり、傾聴に値する。
その上で、ジリ貧になった日本を救済する「令和八策」を提言しているが、こちらの方は、あまりにも抽象的な内容で、しかも中選挙区制の復活など非現実的な提言をしており、極めて残念な内容になっている。
問題提起はすごくいいのに、解決策が杜撰に過ぎるのが玉にきずだったが、これからの政治を考えていく上で貴重な一冊ではある。
例えば、内政では、IRの推進や水道事業の民営化、財務省主導によるプライマリーバランス健全化計画や消費税増税、外交では、ロシアの思惑に引っかかった北方領土交渉等々・・・その結果、日本は世界一の後進国になっていると警鐘を鳴らしている。
その根拠は、各種データに基づく客観的な数字や事実が示しており、説得力のある内容となっている。これは非常に重要な指摘であり、傾聴に値する。
その上で、ジリ貧になった日本を救済する「令和八策」を提言しているが、こちらの方は、あまりにも抽象的な内容で、しかも中選挙区制の復活など非現実的な提言をしており、極めて残念な内容になっている。
問題提起はすごくいいのに、解決策が杜撰に過ぎるのが玉にきずだったが、これからの政治を考えていく上で貴重な一冊ではある。