ブラッド・ブラザー (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | ブラッド・ブラザー (文春文庫) |
発売日 | 2011-09-02 |
製作者 | ジャック カーリイ |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167705961 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
ミステリーの仕掛けや騙しだけでなく小説としての完成度も一級品の腕を持つ一流の技巧派作家カーリイの初めて舞台をNYの街に移した第四作です。今回はカーソンがホームタウンのモビールを出て一時的に初めて大都会NYの街で捜査する物語で、これまた初めて異常連続殺人犯の兄ジェレミーが悪の主役を務めるとあって否が応にも期待が高まりますね。
カーソン刑事はある朝いきなり大都会NY市警から出張要請を受け、急いで空路駆けつけ早速犯行現場に到着して見た惨殺死体は何と殺人犯の兄ジェレミーが収容されている施設の所長である知人の女性ヴァンジーだった。やがて兄ジェレミーが施設から脱走したとの情報を得たカーソンはヴァンジーがこの事に加担している事を確信するが、まともな彼女が何故に取った行動なのかさっぱりわからず首を傾げるのだった。
カーソン刑事はある朝いきなり大都会NY市警から出張要請を受け、急いで空路駆けつけ早速犯行現場に到着して見た惨殺死体は何と殺人犯の兄ジェレミーが収容されている施設の所長である知人の女性ヴァンジーだった。やがて兄ジェレミーが施設から脱走したとの情報を得たカーソンはヴァンジーがこの事に加担している事を確信するが、まともな彼女が何故に取った行動なのかさっぱりわからず首を傾げるのだった。