ハル・ブレイン・ワークス の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

　今年3月訃報が報道されたハル・ブレインですが、　
　いまさら紹介するまでもないのですが、非常に高名なスタジオ・ミュージシャン（ドラムス）、
　セッション・ミュージシャンとして知られていて、
　彼の関与したシングル・リリース曲は、600曲を超えるともいわれています。
　特にフィル・スペクターとは、切っても切れない関係で、数多くのがっきょきに参加しています。
　このコンピ盤は、彼の参加した曲のほんの一部を紹介したもので、
　版権等の関係で、有名な曲で収録されていないものがまだまだあります。
　ビー・マイ・ベイビー（ザ・ロネッツ）から始まり、真実の愛（レナード・コーエン）まで
　全25曲収録されています。
　悲しき雨音（ザ・カスケーズ）・・スネア・ドラムが素晴らしい！・・、
　誰かが誰かを愛してる（ディーン・マーティン）もハルブレイン・が参加しているんですね、
　恋の雨音（ザ・ロネッツ）・・日本ではウォーカー・ブラザーズで小ヒットしたのかな？・・、
　ミスター・タンブリンマン（ザ・バーズ）、メリー・メリー（ザ・モンキーズ）・・・演奏が下手なので、
　バックでサポート・・・、中には、ロミオとジュリエット、ある愛の詩、なんてのもあります。
　まさに柔硬なんでもござれで、正確、そして華麗なドラミングを披露しています。
　しかし、ジャケット写真が、ジャケ買いのすすめ、に引き延ばしを流用しているのは、感心しません！！