マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」 の感想
参照データ
タイトル | マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」 |
発売日 | 2018-11-07 |
アーティスト | テオドール・クルレンツィス |
販売元 | SMJ |
JANコード | 4547366369120 |
Disc 1 : | 交響曲第6番イ短調「悲劇的」 第1楽章 アレグロ・エネルジーコ、マ・ノン・トロッポ:激しく、しかし活発に 交響曲第6番イ短調「悲劇的」 第2楽章 スケルツォ:重々しく 交響曲第6番イ短調「悲劇的」 第3楽章 アンダンテ・モデラート 交響曲第6番イ短調「悲劇的」 第4楽章 フィナーレ:ソステヌート-アレグロ・モデラート-アレグロ・エネルジーコ |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » クラシック » 交響曲・管弦楽曲・協奏曲 |
購入者の感想
クラシックファンでなかった私が珍しくはまってしまった「鬼才」クルレンツィス。
「鬼才」は人間では想定できない才能、つまり鬼かと思うくらいすごい、という意味ですが、現代日本ではちょっと王道から外れた異能に対して使用されている言葉の気がします。
この盤を聴いて最初に思ったのが「クルレンツィスはクラシックに詳しい人からするとこれでもまだ鬼才なのかな」と言うこと。もう普通に天才指揮者でいいんじゃないんでしょうか。
情念に流れすぎる感じもなく、緩みも出ることなく、これでもかというほど丹念に細かい音が拾われていく感じで、面白いというよりは、きちんと居住まいを正して聴いた方がいいかな、と思えるような印象です。もちろん嫌な緊張感を与えるわけではないのですが。
クルレンツィスファンからすると、もっと奥に奥に入り込むような演奏のほうが好きですが、マーラーではそれもツライかもしれないので。ああでもぜひマーラーの実演も聴いてみたいものです。
「鬼才」は人間では想定できない才能、つまり鬼かと思うくらいすごい、という意味ですが、現代日本ではちょっと王道から外れた異能に対して使用されている言葉の気がします。
この盤を聴いて最初に思ったのが「クルレンツィスはクラシックに詳しい人からするとこれでもまだ鬼才なのかな」と言うこと。もう普通に天才指揮者でいいんじゃないんでしょうか。
情念に流れすぎる感じもなく、緩みも出ることなく、これでもかというほど丹念に細かい音が拾われていく感じで、面白いというよりは、きちんと居住まいを正して聴いた方がいいかな、と思えるような印象です。もちろん嫌な緊張感を与えるわけではないのですが。
クルレンツィスファンからすると、もっと奥に奥に入り込むような演奏のほうが好きですが、マーラーではそれもツライかもしれないので。ああでもぜひマーラーの実演も聴いてみたいものです。