Three Chords and the.. の感想
参照データ
タイトル | Three Chords and the.. |
発売日 | 2019-10-25 |
アーティスト | Van Morrison |
販売元 | Caroline |
JANコード | 0602508016639 |
Disc 1 : | March Winds In February Fame Will Eat The Soul Dark Night Of The Soul In Search Of Grace Nobody In Charge You Don't Understand Read Between The Lines Does Love Conquer All? Early Days If We Wait For Mountains Up On Broadway Three Chords And The Truth Bags Under My Eyes Days Gone By |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ロック |
購入者の感想
ヴァンモリソンの1967年から始まった53年のソロキャリア41枚目のスタジオアルバム。その最近の6枚は何とこの4年間の間に録音されている。Keep Me Singingとの間の4枚のアルバムは自身の曲よりも尊敬するR&Bやジャズのスタンダード曲に重点を置いたものだったが、この新作はトラディショナルの歌詞を変えた最後の曲を除いてすべて自身の新曲となっている。それだけでもヴァンのファンは買うべきものと思う人も多いはずだが、内容がとにかく素晴らしく、彼にしては短い曲の数々はバラエティ豊かで、変化に富んでいる。Three Chords and the Truthとはカントリー音楽のことらしいが、このアルバムは全くカントリーのアルバムではなく、ある意味ヴァンの原点回帰、70年代のTupelo Honeyや90年代はじめのHymns to the Silenceのような歌心にあふれている。現に、In Search of GraceはTupelo HoneyとWhy Must I Always Explainと同じメロディで、それらのリメイクになっている。今年1月ヴァンが日本に来ないのでこっちから見に行くしかないと思い、ラスベガスまで行ったが、その時の演奏は素晴らしいを通り超えて神がかっていた。その姿がこのアルバムにあり、衰えるどころか、彼の歌もサックスもさらに進化している。