The positive gravity~案とヒント~ の感想
参照データ
タイトル | The positive gravity~案とヒント~ |
発売日 | 1999-04-28 |
アーティスト | SOUL SCREAM |
販売元 | ポリスター |
JANコード | 4988023039930 |
Disc 1 : | INTRO 魂の叫び 4つの魂 蜂と蝶 HIP HOP うずく欲求 コンパス 7つの敵 7つの味方 初夢 心から心へ 続 自由街道 2018~今 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
日本語ラップを聴き出したころに買った一枚。
「the deep」のレビューでも書いてるように、僕は一枚目のほうが好きなのだが、この2枚目にも素晴らしいものが秘められていると思う。
まず、このジャケ。1999年でこのレベルの日本語ラップのジャケは、そうそうないと思う。デザインが良すぎる。まだ水の中で浮遊していた1stからの成熟を感じさせる。
またトラックもほとんどの曲のプロデュースを我らがDJセロリが行っており、1stでの「緑」も良かったが、そこからぐっと音の奥行きが増して、MC陣二人の教訓的、文学的なリリックをしっかり支えている。
ベストトラックはクラシックとして名高い「蜂と蝶」だが、1stの続編「魂の叫び」や、シンプルで淡々と奏でられるリズムを刻むトラックに、小気味良いハブアイスクリームとイジジマンのフローが乗った「コンパス」、ジャジーな「心から心へ」、夏に聴きたい清涼感あふれる「続 自由街道」、そして「蜂と蝶」と肩を並べるレベルのクラシック「2018~今」など、聴きどころは盛りだくさんである。
僕は皆が評価している中盤の、教訓めいた曲群はあまり好きではないのだが、これらも素晴らしい完成度を誇っていると思う。
youtubeだけで済まさず、ぜひとも全編通して聴いていただきたいアルバムだ。
日本語ラップ黎明期を支えた、重要なグループの2ndである。
「the deep」のレビューでも書いてるように、僕は一枚目のほうが好きなのだが、この2枚目にも素晴らしいものが秘められていると思う。
まず、このジャケ。1999年でこのレベルの日本語ラップのジャケは、そうそうないと思う。デザインが良すぎる。まだ水の中で浮遊していた1stからの成熟を感じさせる。
またトラックもほとんどの曲のプロデュースを我らがDJセロリが行っており、1stでの「緑」も良かったが、そこからぐっと音の奥行きが増して、MC陣二人の教訓的、文学的なリリックをしっかり支えている。
ベストトラックはクラシックとして名高い「蜂と蝶」だが、1stの続編「魂の叫び」や、シンプルで淡々と奏でられるリズムを刻むトラックに、小気味良いハブアイスクリームとイジジマンのフローが乗った「コンパス」、ジャジーな「心から心へ」、夏に聴きたい清涼感あふれる「続 自由街道」、そして「蜂と蝶」と肩を並べるレベルのクラシック「2018~今」など、聴きどころは盛りだくさんである。
僕は皆が評価している中盤の、教訓めいた曲群はあまり好きではないのだが、これらも素晴らしい完成度を誇っていると思う。
youtubeだけで済まさず、ぜひとも全編通して聴いていただきたいアルバムだ。
日本語ラップ黎明期を支えた、重要なグループの2ndである。