マタツェマ計画 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-474 宇宙英雄ローダン・シリーズ 474) の感想

●Ｈ・Ｇ・フランシス「マタツェマ計画」
遂に宇宙の城も残すところあと一つ。強者の首領ケモアウクの城のみ。微小宇宙に存在するケモアウクの城に乗り込んだ解体コマンドは城を通常宇宙に移動させようとして危機に陥る。ローダン達もやって来るがイホ・トロトの様子がおかしくなりミュータント達も・・・
その頃、近くの惑星で地球の中世風の文明を持つ種族が彼等の神を信じ祈りを捧げていた。
●Ｈ・Ｇ・フランシス「神々の居所」
自分達の命令者であるコスモクラートに対しケモアウクは不審を抱いていたのか、城を簡単に回収出来ない様に仕組んでいた。近くの惑星に発信機を設置し城を通常宇宙へ戻そうとした時、その作業の実施者に城を破壊させる為のもので、その信号のあおりを受けてイホやミュータント達にも影響が出ていたのだ。そして七つ目の鍵を入手する前にケモアウクの城は彼の計画通り爆発するが、その爆発を探知したドロゲルコンドも出現・・・