希望のしくみ (宝島SUGOI文庫) の感想

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中身に関しては文句はないのですが、一読したらもういいかなといった感じです。中身が薄く感じました。

選択されるのでしたら、スマナサーラ長老の他の著書をおすすめします。

本書は二人の対話が広がるのではなく、あくまで二人で完結しているという印象を受けました。

賢者というのは、本当に突き抜けた思想をもっているんですね。真理というのがこれほどシンプルでわかりやすいものだとは。人間が人間として生きていくためのたくさんのヒントが対談の中で語られていたと思います。ほんとうは仏教は宗教ではないということが理解できましたし、科学でも仏教でも真理と追い求めると同じところへ辿り着くということに驚きました。世の中は無常であることに気がつき、変わる勇気と希望がわいてきました。