Eat and Run: My Unlikely Journey to Ultramarathon Greatness の感想
参照データ
タイトル | Eat and Run: My Unlikely Journey to Ultramarathon Greatness |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Scott Jurek |
販売元 | Houghton Mifflin Harcourt |
JANコード | 9780547569659 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
Born to runにも伝説的なランナーとして登場していた、スコット・ジュレクによる自伝です。Born to runが走ることを人間の本能であり、即ち走るために生まれたと定義していたのに対し、こちらは走ることの意味について問いかけ続ける一人の男の物語といった感じです。幼少からWestern States7連覇の偉業を達成し、その間やその後の彼の成長や精神の在り方がまざまざと描かれており、読者としても1ランナーとしても深く考えさせられました。各章の終わりにはランニングのテクニックや彼独自のレシピが挿入され興味深いです。結局のところ走ること、勝つことは目的ではなくプロセスであり、どう生きるのかといったことに真摯に向かい合い続けられるのかどうか。Born to runとはまた違った切り口で走ることで見える世界が表されていると思います。