応天の門 8巻 (バンチコミックス) の感想
参照データ
タイトル | 応天の門 8巻 (バンチコミックス) |
発売日 | 2018-01-09 |
製作者 | 灰原薬 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
今回はミステリーとしての成分は少なめですが、道真にとって大切なターミングポイントを丁寧に描かれているので星5にしました。
学問と向き合おうとする人々の欲望、希望、絶望様々な人間模様がとても儚く思える内容でした。その中で、敢えて道真を落第させようとする父親の厳しさとその愛情が、道真を本当の意味で成長させたいという真意を感じ感動を覚えました。はじめて「学問とは何か」根源にいたろうと苦悩する道真。あの姿に、この物語の素晴らしさを感じます。終わりが決定されている物語の中で、道真がどんな解答をだし、どのように向き合っていくのか…。それがますます楽しみになりました。