ヴィンランド・サガ(8) (アフタヌーンコミックス) の感想
参照データ
タイトル | ヴィンランド・サガ(8) (アフタヌーンコミックス) |
発売日 | 2012-09-28 |
製作者 | 幸村誠 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
この作品も2009年に怒涛の展開を遂げました。まぁ既に歴史に残る名作級の風格を最初期から漂わせていましたが、いや、見事っ!て言う展開でした。『プラネテス』で展開し切れなかったものを、見事に追及している。しかもクヌート王の国取り物語という超弩級のエンターテイメントをあっさり切り捨て、主人公の最初の問題意識に、さっと戻るあたり、もう見事としか言いようがない。昨今の人気に左右されて揺れ動くマーケティング手法的な方向と正反対な「これが語りたいんだ!」ドン!!みたいな、その潔さと気合いに、頭がくらくらします。しかも、それなりのに血わき肉躍るエンターテイメントとして「も」成立しているところが凄い。