私の少年(4) (アクションコミックス(月刊アクション)) の感想

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タイトル私の少年(4) (アクションコミックス(月刊アクション))
発売日2017-12-12
製作者高野 ひと深
販売元双葉社
JANコード9784575850727
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

表紙の絵がとても綺麗ですね・・・表情がなんとも色々物語ってます。

この巻は作者がおっしゃってますが、少年編とのことです。
今まで描かれていなかった、心の描写が読めます。それを表している表紙と言った感じがします。

読む人によっては犯罪だろって思えてくるかもしれませんが、そんなことはないともいます。
心理描写が丁寧に描かれているので、物語は逆にリアルかと。アリかと。

編集さんとのやりとりが書かれた、あとがきも結構好きです。
こっちが、リアルかと笑

仙台に修学旅行の真修と出会う聡子。
別れ際、真修からSNSのIDを渡される。

真修は聡子に、「返事しなくてもいいです」なんて
ちょっと背伸びしたことを言ってしまいました。
でも、本心は返事が欲しくてたまらない!ってのは
言うまでもないことでして。
スマホが鳴るたびに、あわてふためく真修の姿は
コミカルで、思春期の少年ぽくて、ほのぼのする。

一方の聡子。
真修と関わることを恐れ悩み、苦悩する日々。
「SNSのプロフィールを見るだけならいいか」
的な気持ちで真修のIDを検索する。
真修のプロフィールを映し出すスマホの画面。
そこで聡子が見たものは!!

この部分、ペラっとページをめくると出てきます。
右ページが縦に2分割され、その右にプロフィールの画像。
左が驚愕する聡子。
たぶん、それ見てる自分も聡子と同じ顔してたと思う。
思わず、「その画像、ずるいよ…」って思うくらい衝撃。

1日も聡子を忘れず、今もあのときと同じ気持でいることが
説明無用で伝わるインパクト。もう聡子には、連絡を取るしかない。
すごく上手く、聡子を動かし、読者を納得させる1コマでした。

ラストも「5巻で新展開だよ!」っていう終わりだけど
このシーンが4巻の1番の盛り上がりだと思う。

ちなみに4巻最終話ですが、雑誌連載時と大幅に違います。
聡子が、ずんずん殻にこもってカタツムリ状態ですが
連載時は、どーーん!って一回弾けて心開いてます。
心の中をぶちまけるタイミングが1回ずれるのかな?
どちらもいいけど、毎月読むのと違って数か月待つなら
コミック版の展開の方が待ってる甲斐があると思った。

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