最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント の感想

イラストと余白と解説がとてもいい！
飽きがこないし、いろんな読み方ができるし、書き込み何かしていいのかな。
本の内容を一部紹介すると、
例えば、マルチタスクは悪という話はよく聞く。けど、どうしてマルチタスクになるのか、
この本ではよく見かけるケース、そのときの担当者の心情も交えて解きほぐしてある。

もちろんそういった気持ちの面に触れてあるから、その気持ちを解消するアプローチも書いてある。
そういう説明を読むと、世間で耳にする事象の説明だけって、片手落ちなんだと気付く。

それは「人が善良である」というTOCの根っこが支えている論理なんだと思う。
あと、「善良だから、〜ですよね」は人を説得もしやすいと思う。

だって、現場で起きる犯人探しほど嫌なものはないと思うから。

あっ、もちろん単に気持ちを述べてるわけじゃなく、ロジカルに、原因を究明されてます。
自分だけでなく、人にも納得してもらうには、一読して損はない本です！