異世界薬局(1) (MFC) の感想

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タイトル異世界薬局(1) (MFC)
発売日2017-03-23
製作者高野 聖
販売元KADOKAWA / メディアファクトリー
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL

購入者の感想

「ごはん しよ 」高野聖先生の新作、という事で買いました
原作未読でしたが、当たりでした
主人公は研究熱心が過ぎて過労死してしまった薬学者
ファンタジー世界の宮廷薬師の家に転生した彼は、その医療レベルの低さを憂い、現代医学の知識を使って人々を助けていこうと決意します

面白いのは、主人公がチート能力を自由に使えない制限がある事
患者の病気を見抜く「眼」と、イメージした薬を自由に作れる「神術」を得た主人公ですが、チートが過ぎて大っぴらに使えない羽目に
あまりにチート過ぎて、能力がばれたらバケモノ扱いされかねないのです
そうでなくても「診察」は患者の信頼があって初めてできる事
チート能力に溺れず、周囲の小さなトラブルをコツコツと解決して信頼を獲得していく主人公の姿勢には好感が持てます

あと、ヒロイン達が可愛い!
従順系メイド、メガネのおねーさん家庭教師に、ちっちゃい妹と妙齢のお母さま
「ごはんしよ」のヒロインが可愛くて覚えていた作者さんでしたが、今作で更に磨きがかかった気がします
治療を通じて主人公が彼女たちの信頼を獲得し、仲良くなっていく展開は普通にニヤニヤできます

第1巻は、父親にチート能力がバレかけたところで引き
知識は劣っていても医者としての心構えでは主人公より立派な彼が、主人公のチートをどう受け取るのか、続きが楽しみです

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