いくつになっても、今日がいちばん新しい日 の感想

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参照データ

タイトルいくつになっても、今日がいちばん新しい日
発売日販売日未定
製作者日野原 重明
販売元PHP研究所
JANコード9784569836454
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

長寿社会で人生の午後をどのように過ごすかという生き方の示唆と、
自分の身体を管理するための指針をまとめてあります。
新しい装いで読むことができるのは、有難いと思います。
(「いのちを創る」(講談社 2002年)を改題・再編集して復刊したものです)

人生の終焉を常に念頭に置きつつも、与えられた生を創造的に生きることを、
随所に先哲の言葉を引用して述べてあります。

特に参考になったのは、死の前に、急変や、意識の混濁、指南力の喪失が
思いがけなく早く起こるものだから、決して自分だけはと思ってはならない、
という指摘です。大きな病気を患うようなことがない限り、
ついつい、いのちの長さばかりを求め、いのちの質を考えることを忘れがちで、
改めて自分を戒めました。
また健診についての教示もたいへん参考になりました。

内容的には、老人向けです。
 
年齢を重ねても元気に生きていくには、どうしたらいいかまとめられています。

ただ、老人だけに向けた本ではありません。
 
当然ながら、老人になってから健康に気を付けたのでは遅い、と。日野原氏は50歳を「人生の午後」の分岐点と定期づけ、50歳から老後の健康に向けて考えるべきである、さらに、そうは言っても40代に入ってからいろいろな生活習慣病にかかっている人が多く、そうした人は50歳になってから老後の健康について考えるのでは遅いそうです。
 
「健康をかちとるためには
 
まだ症状の出ていない四十歳のときに
 
検査を受けるかがポイントです」
 
 
50歳を「人生の午後の始まり」と言われ、中年の私としては複雑な心境です。
 
 
健康のことだけではなく、家の中のどういった場所がけがをしやすいか、けがを避けるためにどうしたらいいかなど設備面のアドバイスもあります。
 
長寿社会に必要な本です。

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