ベイブ 都会へ行く [DVD] の感想

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　自称牧羊豚のベイブは前作『ベイブ』で牧羊犬コンテストの奇跡の優勝を果たし、一躍時の人（豚）になりました。彼の飼い主のアーサー（L.A.コンフィデンシャルでお馴染みのジェームズ・クロムウェル身長２０１cmの大男）は前作同様ですが、初っ端から大怪我を負い身動きが取れない状態を招いています。運悪く同時期、経営難から農場は借金の抵当に取られてしまいました。この危機を救うため、アーサーの奥さん（ホゲット婦人）とベイブは、牧羊芸当を披露する番組の出演し、その出演料を借金の返済に充てる為に、題目通りに夫を残し『都会へ行く』ことになりました。

　都会では様々な困難が待ち受けています。そんなくだりを面白おかしく表現してます。一作目はクリス・ヌーナン監督のアメリカ映画でしたが、本作はジョージ・ミラー監督（代表作マッドマックス）のオーストラリア映画となっています。ですが、前作同様に非常に面白い内容です。一糸まとわぬ動物達の動きやCGもさる事ながら、どちらかというと大人向けのシュールな笑いが提供され、より高年齢の視聴者を対象としているように感じました。

　大筋では、猿や犬やアヒルなど動物大集合の映画で（吹き替えも上等であることから）小さなお子さんと一緒になって楽しめる映画に仕上がっています。時として、大人の笑いが挿入されいるので、一緒に視聴していると親だけ吹き出し笑いをしてしまう局面もあるかもしれません。