「世界をよくする仕事」で稼ぐ ─ 三菱商事とドリームインキュベータで学び、サイバーエージェントに1億円で事業を売却した僕の働き方 の感想
参照データ
タイトル | 「世界をよくする仕事」で稼ぐ ─ 三菱商事とドリームインキュベータで学び、サイバーエージェントに1億円で事業を売却した僕の働き方 |
発売日 | 2014-02-14 |
製作者 | 大澤 亮 |
販売元 | プレジデント社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 社会・政治 » NGO・NPO |
購入者の感想
現職と本のタイトルから実務肌の起業家がどのような想いをもってソーシャルの世界に転じていきそこでどのような試行錯誤をしているのか、というような内容を期待して読み始めたが、その意味では期待はずれ。
現在著者が手がけている収益の一部を社会的支援にまわすというファッション・ブランドの日本での展開事業(ピース・トゥ・ピース)自体の記述はプロローグとエピローグで触れられている程度で、著者の考え方や扱っているブランドのバックグラウンド、支援の状況などタイトルにある「世界をよくする仕事」については本章であまり触れられていない。
ビジネスモデルをつくりそれを確実にExitしてきた著者の話は面白く、失敗の経験として挙げられている土屋鞄製作所の経営に携わったエピソードもケースとして興味深く読んだ。ただ優秀な起業家本、転職本が読みたいのであれば良書は山ほどあるし、その中では平凡であり内容に厚みも無い。個人的にはあまり共感していないファッションを通じて世界を変えるというコンセプトを持つ社会起業家としての側面についてフォーカスした第二作の刊行に期待したい。
現在著者が手がけている収益の一部を社会的支援にまわすというファッション・ブランドの日本での展開事業(ピース・トゥ・ピース)自体の記述はプロローグとエピローグで触れられている程度で、著者の考え方や扱っているブランドのバックグラウンド、支援の状況などタイトルにある「世界をよくする仕事」については本章であまり触れられていない。
ビジネスモデルをつくりそれを確実にExitしてきた著者の話は面白く、失敗の経験として挙げられている土屋鞄製作所の経営に携わったエピソードもケースとして興味深く読んだ。ただ優秀な起業家本、転職本が読みたいのであれば良書は山ほどあるし、その中では平凡であり内容に厚みも無い。個人的にはあまり共感していないファッションを通じて世界を変えるというコンセプトを持つ社会起業家としての側面についてフォーカスした第二作の刊行に期待したい。