国家の恥 - 一億総洗脳化の真実 の感想

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参照データ

タイトル国家の恥 - 一億総洗脳化の真実
発売日販売日未定
製作者上杉隆
販売元ビジネス社
JANコード9784828416458
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » マスメディア » メディアと社会

購入者の感想

著作の一部が読売新聞からの転載にも関わらず、大手マスコミを攻撃していると批判していると噂の著作です。
私は購入の価値がないと思い、図書館で借りて読みました。

この本の188ページにある本にある上杉氏が3月23日のメルマガで発表した「3月23日現在、原発事故への各国政府の反応」という表は、3月19日に読売新聞が掲載した表と全く一言一句同じであることから、「大手マスコミが隠蔽を批判していると言いながら、おなじデータを出すのは矛盾していないか?」と批判があがっています。あるいはもっと激しく「盗用疑惑」を唱える人もいます。ちなみに読売新聞の記事の方は欄外にも情報があって若干詳細です。

もちろん同一ソースから入手したものであれば、内容が同じということはあるでしょう。しかしその場合「大手記事はなぜ報じない? 情報次第で賠償請求に変化も」(189ページ)と矛盾します。彼が読売新聞を読んでないかといえば、2011年9月20日の記事には言及していますから、読んでいると見るべきでしょう。それでも「どのメディアも報じない」と記していますし、出版までに修正もしていません。彼の態度は一貫していません。
ちなみに、アメリカの原発から80キロ圏外への退避勧告は速やかに新聞・TVなどで報道されました。

私が著者を知ったのは「富士山噴火の可能性とその報道」と言う記事で「80年代前半まで、富士山は〈死火山〉と呼ばれていた。ところが、筆者が山中湖に住み始めた頃には、こっそりと〈休火山〉に変わっていた。」と記事を読んで「おかしなことをいう人がいる(少なくとも80年代前半に富士山を休火山と呼ぶ一般人はいても死火山とは認識されてなかった)」なぁ。」くらいでしたが、その後のいい加減なコラムや記事を読み信用できなくなりました。

大手マスコミにもいい加減な記事はあるでしょう。しかしそれはちゃんとした批判者が行うべきで、いい加減な人間に委ねることは危険だと考えます。

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