ライアー×ライアー(3) (KC デザート) の感想

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タイトルライアー×ライアー(3) (KC デザート)
発売日2012-10-17
製作者金田一蓮十郎
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL

購入者の感想

逆ハーレム超特急のこの作品、内容は地味顔の冴えない主人公、湊が実は化粧と服装でいけてるギャルに大変身して、難攻不落な男を本気にさせちゃうというシンデレラストーリーである。
少女マンガにはありがちな設定と思いきや、難航不落男は、女にだらしがないくせに恋も未経験なイケメン義弟で、弟クンは姉とは知らずに恋に落ちるというひねりの効いた設定に、あり得ないと思いつつもついつい惹きこまれて、のっぴきならない肉体関係に進展するのか?(別に問題はないけど)とハラハラドキドキが止まらない3巻を大いに楽しんだ。
まあ透の様子からして、本当に女子高生のみなが姉だという事実に気付いているとは思えないが、透は本当に姉の湊に無関心なんだろうか?実は本人も気付いていないけれど、子供の頃からずっと姉を慕い続けていて、禁断の関係に踏み込まないように、どうでもいい女達が来るもの拒まずの態度でいたんじゃないかな、などと邪推してしまう。
エクアドルまでも追い駆けかねない、ストーカーに成長中の純愛青年以外に気になるのが、対抗馬の湊の同級生の烏丸クン。これがまた涙が出るほどイイヒトで、爽やか好青年なのも王道なんだが、今後の展開で烏丸クンが真実を知った時にイイヒトを続けられるのかどうかが非常に気になる。
そしてなんと言ってもこの漫画にぴりっとスパイスを加えてくれる湊の親友、真樹ちゃんの存在も忘れてはならない。いつも湊の変身に協力し、辛口な意見も躊躇なく進言してくれる有難い真樹ちゃん。基本は面白がっているが、湊が本当はどうしたいのかを意識させてくれる大事な恋のアドバイザーとして、今後も要所要所でピリ辛発言を期待したい。
刊行ペースが遅いのだけが難点だが、待つ甲斐のある作品だと思う。

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