がんを忘れたら、「余命」が延びました! の感想

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タイトルがんを忘れたら、「余命」が延びました!
発売日販売日未定
製作者近藤 誠
販売元ビジネス社
JANコード9784828419596
カテゴリ文学・評論 » 文学賞受賞作家 » 芥川賞 » 76-100回

購入者の感想

「がん放置療法」「がんもどき理論」の
近藤誠医師に、芥川賞作家で、
十二指腸潰瘍、糖尿病、肝硬変、食道がん、胃がんなど「病気のデパート」の
高橋三千綱氏が、患者として
ズバズバ突っこんでいる。

「がんの方から『私、今できましたよ』とかね、何か『お知らせ』が
あるものでしょうか」

「なるほどとは思いますけど、今おっしゃったことは
講演会向きだと思うんですね。患者はひとりひとりが
『理屈はそうかもしれないけど、オレの場合はどうなんだろう』って
考えてますから」

「はあ、(前立腺がん患者の)男性ホルモンを抑える
効果的な方法は、タマをとること。覚えておきます」

「しかし、(他人の幹細胞を注入しても)瞬殺にはまいったなぁ。二の句が出ない(笑)」…。

「僕の胃がんは、進行がんではないとどうしてわかるんですか」

「知恵のある先生をどう選んだらいいのか、これは患者にとって
根源的な疑問なんです」

「ええっ、がんは基本、胃には転移しない? 本当にしないんですか?」

「お医者さんはそんなふうに、理論的に説明されますけどね。
しかし『がん』と言われると、患者が受けるインパクトはハンパじゃない」……。

「がんもどき」と「本物のがん」、
「早期がん」と「進行がん」の違い、
内視鏡手術とは、ラジオ波治療とは、
転移、余命、緩和ケアについて、
幹細胞療法や免疫療法の効き目など
みんなが知りたいことを、
フツーの患者目線で近藤先生に聞いてくれていて、
がんが見つかっても、ふつうに生活できているうちは
あわてて治療に突入しない方が
「余命」が延びることがよくわかった。

対談のしめくくりは
「院長というのは、成功したビジネスマンですからね」
「恐ろしいことです。やはり、病院には近づかないのがいちばん賢明ですね」

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