突弦変異 の感想
参照データ
タイトル | 突弦変異 |
発売日 | 2010-06-23 |
アーティスト | 平沢進 |
販売元 | テスラカイト |
JANコード | 4948722401308 |
Disc 1 : | アート・ブラインド ミサイル Solid Air GOES ON GHOST LEAK Another Day WIRE SELF CHEVRON ASHURA CLOCK DUSToidよ歩行は快適か? |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
P-MODELの作品は一通り聞いたことのある、平沢ファン歴5年弱の者のレビューです。
この作品の面白いなと思うところの一つは、アルバム全体が一つの物語になっていると感じられることだと思います。
他のアルバムを聞いた後も、映画を見終えたときのような、もしくは長編小説を読み終えた時のような感動がありましたが、セルフカバーの集合体にすぎないはずのこの作品にもそれが感じられるのです。
1曲目「アート・ブラインド」で物語はゆっくりと悲壮に始まり、2曲目「ミサイル」でがらりとシーンが変わります。3曲目、「Solid air」は序盤の山場といったところでしょうか。その後も場面はめまぐるしく変わり、飽きさせることなく最後の「Another Day」でドタバタと物語は終演していきます。
今までバラバラだった曲達が、統一感をもったことは、感慨深いものがあります。往年のファンなら尚更でしょう。
ただ、これはアルバムである以上に、イベントなのだと思います。アルバム単品で見ると、各曲の強烈な個性がアレンジにより少し平たくなっている印象を受けました。イベントとしては、音楽が少しずつ出来上がっていく様子を、氏のサイトでチェックするのは実に楽しいことでした。そういうワクワク感を含めての☆5つであり、それを抜きにしてアルバム単品で見ると4.5くらいかもしれません。
初めて氏の作品を買うのであれば、「点呼する惑星」のようにぶっ飛んだ作品や、「救済の技法」のように雄大なアルバムの方がよいかと。
少し話がそれましたが、このアルバムの魅力は、過去の素晴らしい曲達が管弦アレンジにより姿を変え、一つの物語として生まれ変わった事にあると私は思います。
この作品の面白いなと思うところの一つは、アルバム全体が一つの物語になっていると感じられることだと思います。
他のアルバムを聞いた後も、映画を見終えたときのような、もしくは長編小説を読み終えた時のような感動がありましたが、セルフカバーの集合体にすぎないはずのこの作品にもそれが感じられるのです。
1曲目「アート・ブラインド」で物語はゆっくりと悲壮に始まり、2曲目「ミサイル」でがらりとシーンが変わります。3曲目、「Solid air」は序盤の山場といったところでしょうか。その後も場面はめまぐるしく変わり、飽きさせることなく最後の「Another Day」でドタバタと物語は終演していきます。
今までバラバラだった曲達が、統一感をもったことは、感慨深いものがあります。往年のファンなら尚更でしょう。
ただ、これはアルバムである以上に、イベントなのだと思います。アルバム単品で見ると、各曲の強烈な個性がアレンジにより少し平たくなっている印象を受けました。イベントとしては、音楽が少しずつ出来上がっていく様子を、氏のサイトでチェックするのは実に楽しいことでした。そういうワクワク感を含めての☆5つであり、それを抜きにしてアルバム単品で見ると4.5くらいかもしれません。
初めて氏の作品を買うのであれば、「点呼する惑星」のようにぶっ飛んだ作品や、「救済の技法」のように雄大なアルバムの方がよいかと。
少し話がそれましたが、このアルバムの魅力は、過去の素晴らしい曲達が管弦アレンジにより姿を変え、一つの物語として生まれ変わった事にあると私は思います。