映画と本の意外な関係! (インターナショナル新書) の感想
参照データ
タイトル | 映画と本の意外な関係! (インターナショナル新書) |
発売日 | 2017-01-12 |
製作者 | 町山 智浩 |
販売元 | 集英社インターナショナル |
JANコード | 9784797680058 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
「映画と読書」は、文化系の趣味の双璧だと思う。両者が、意外と関係していると著者は言う。監督や脚本家が、本から影響を受けた言葉を台詞にして、俳優の口から観客へ伝える。観客はそれを「台詞」として聴き流すか、その台詞はどの本、作家から影響を受けているかを調べる。著者は後者だと思う。後書きに「映画本編より映画に影響を与えた物を調べるのが好き」と書いている。映画内に、家具のひとつとしての本棚から、影響を与えた作家た作品が読み取れる。映画を作るための「読書」なのか、本に触れることで「創作」されるのか。それはわからない。だが、映画に影響を与えた、作品や作家達に触れることで、別の見方ができる事は確かだと読後した。