ともだちは、サティー! (Green Books) の感想

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参照データ

タイトルともだちは、サティー! (Green Books)
発売日販売日未定
製作者大塚 篤子
販売元小峰書店
JANコード9784338250122
カテゴリジャンル別 » 絵本・児童書 » 読み物 » 童話・文学

購入者の感想

素敵なお話です。
小3の読書感想文の指定図書になってましたが、うちの息子は字が小さくて読みたがらず、下の子たちと一緒に読み聞かせをしました。
ストーリーは小学校にぴったりだとおもいます。

あいさつは、ナマステ。水は、パニ。まん月は、プルネ。友だちは、サティー。この本にはネパールの言葉やネパールの事がたくさん出てきます。
ネパールにある小さな村の子どもは、ぼくと同じくらいの年なのに、牛やヤギを遠くまでつれて行く、「放ぼく」という仕事を一人でしています。牛やヤギに食事をさせたり、せわをすることはきっととても大変な事だし、ぼくは気もちわるいからやりたくありません。それに、一人ぼっちはこわいし、さみしいと思います。主人公のツトムはゆう気を出して放ぼくにちょうせんして、がっんばったと思います。
トウモロコシのこなをお湯でまぜて、ねって、手で食べる食事はぼくも少しやってみたいと思いました。
物語の中でツトムと一しょに放ぼくしていたパニは、ひどい嵐の中を友だちのプルネを助けに一人でとび出しいきます。ぼくも友だちの事を思い出して考えてみました。友だちが嵐の中、山に一人でぼっちでピンチだったら、ぼくもパニのように助けに行きたいと思いました。パニはきっとこわかったと思います。ぼくだったらこわいからです。でも友だちがしんでしまうほうがきっともっとこわいと思います。
パニとツトムは、ありがとうの言葉を教えあいます。この言葉が出たとき、ぼくは二人が少しなかよくなったようなかんじがしました。
ネパールのこの村はとても遠いけど、ツトムはきっとまたパニに会いに行くと思います。物語のつづきがあるなら読みたいです。ぼくもパニやプルネのように一人で何でもできるようになりたいと思いました。

ネパールを舞台にした少年の成長物語。けっこうどきどきの展開もあって、男の子の友情物語らしいね。異国の文化の理解って難しいけど、子ども達は軽々とのりこえていきます。この国の未来なんか、考えながら読むといいみたい。

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