アノミー の感想

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アルバムの概要などは他の人にまかせるとして、私個人の感想を。

初回限定盤テクスチャージャケットですが、実は1枚毎に文字が書かれていて重ね合わせると言葉が浮かび上がります。
その言葉はきっと、秋田さんにとって自分自身に言い聞かせていることでもあり、私達に言いたいことでもあるのだと思います。
今回のアルバムはもちろんのこと、amazarashiの4枚のアルバムを聞けばなんとなくその意味がわかる気がします。
現代社会の風潮のアンチテーゼのようにも思えます。
その言葉は買って確かめてください。

今作品は厳しい「冬」が過ぎて「春」なり、全体的に楽曲がおとなしめな感じです。
もちろん全曲良いのですが、私は「さくら」が好きでした。

捉え方は人それぞれですが、
ストーリー（過去）のようになっていて、「桜」という言葉で二つの物語（秋田さんの過去？）に分けられています。
「若い頃の挫折」と「失恋」の２つの過去。そして、最後の「桜」の後には未来へ進むための叫び。

どうしようもないくらい後悔した過去
始まりと終わりの悲しみの必然性

様々な想いが巡り、哀しくなりながらも前を向いて歩こうという気持ちにさせてくれました。

この楽曲たちは皆さんの何かを変えてくれるはずです。ぜひ聴いてみてください。長文失礼しました。