DELICIOUS~JUJU's JAZZ 2nd Dish~ の感想
参照データ
タイトル | DELICIOUS~JUJU's JAZZ 2nd Dish~ |
発売日 | 2013-06-26 |
アーティスト | JUJU |
販売元 | SMAR |
JANコード | 4547403018691 |
Disc 1 : | It’s A Jazz Thing!! It Don’t Mean A Thing Take Five Give Him The Ooh-la-la In A Sentimental Mood We Are In Love When You Wish Upon A Star Summertime Sway (Quien Sera) Misty My Foolish Heart More Than You Know You & Me |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
見事なジャズでした。ビッグ・バンドの伴奏に全くひけをとらない堂々たる歌唱でした。
あまりに有名な「It Don’t Mean A Thing」も素敵にチャーミングに歌い上げています。数々の名歌手の素敵な歌唱が耳に残っているスタンダードですが、物おじせず果敢にチャレンジし正攻法の歌唱を披露していました。中間部(2分過ぎ)以降のスキャットの巧さと歯切れ良さは小気味よいほどです。バックのメンバーも実に達者でした。圧巻の4分13秒でした。
続く「Take Five」もオシャレです。4分の5拍子にのせて、軽やかに歌っています。歌詞はリーフレットに掲載してありますし、JUJU自身のこの歌に関する感想が掲載してありました。確かに「5分でできること」は沢山あるでしょう。音楽なんてそれの最たるものです。
転調につぐ転調が原曲とは変化を企てています。少しずつ調性が上がるにつれ、気分の高揚が感じられました。最初と最後のヴォカリーゼのハスキーな声質は彼女の持ち味でしょう。4分足らずの演奏ですが、十分満足しました。
このアルバムで一番驚いたのは「In A Sentimental Mood」での彼女の歌唱の巧さでしょうか。これだけムーディーに気だるく、切なげに歌えるジャズ歌手はそういません。彼女は当然ポップスも歌えるわけですが、この歌唱を聴かされれば更なる続編を期待しない方がおかしいでしょう。それくらいの完成度を誇っていました。お見事、お見事です。
まるで、ボサノヴァの曲のような「When You Wish Upon A Star」でした。前奏のデュエットからしてボサノヴァそのものです。ギター伴奏のボサノヴァの軽やかな刻みが色を添えています。バックの演奏者の質の高さが歌唱の素晴らしさを大いに盛り上げていました。
聴き慣れた曲ですが、これくらい軽やかに華麗に歌ってもらうと何回も聴こうという気分にさせられます。
8曲目の「Summertime」もブルースの雰囲気を残しながらどこか情緒的な香りが漂い、現代的なジャズに仕上がっていました。「いつか母になったら自分のこどもに子守唄としてこの曲を歌いたいものだわ」とのこと。
「Sway (Quien
あまりに有名な「It Don’t Mean A Thing」も素敵にチャーミングに歌い上げています。数々の名歌手の素敵な歌唱が耳に残っているスタンダードですが、物おじせず果敢にチャレンジし正攻法の歌唱を披露していました。中間部(2分過ぎ)以降のスキャットの巧さと歯切れ良さは小気味よいほどです。バックのメンバーも実に達者でした。圧巻の4分13秒でした。
続く「Take Five」もオシャレです。4分の5拍子にのせて、軽やかに歌っています。歌詞はリーフレットに掲載してありますし、JUJU自身のこの歌に関する感想が掲載してありました。確かに「5分でできること」は沢山あるでしょう。音楽なんてそれの最たるものです。
転調につぐ転調が原曲とは変化を企てています。少しずつ調性が上がるにつれ、気分の高揚が感じられました。最初と最後のヴォカリーゼのハスキーな声質は彼女の持ち味でしょう。4分足らずの演奏ですが、十分満足しました。
このアルバムで一番驚いたのは「In A Sentimental Mood」での彼女の歌唱の巧さでしょうか。これだけムーディーに気だるく、切なげに歌えるジャズ歌手はそういません。彼女は当然ポップスも歌えるわけですが、この歌唱を聴かされれば更なる続編を期待しない方がおかしいでしょう。それくらいの完成度を誇っていました。お見事、お見事です。
まるで、ボサノヴァの曲のような「When You Wish Upon A Star」でした。前奏のデュエットからしてボサノヴァそのものです。ギター伴奏のボサノヴァの軽やかな刻みが色を添えています。バックの演奏者の質の高さが歌唱の素晴らしさを大いに盛り上げていました。
聴き慣れた曲ですが、これくらい軽やかに華麗に歌ってもらうと何回も聴こうという気分にさせられます。
8曲目の「Summertime」もブルースの雰囲気を残しながらどこか情緒的な香りが漂い、現代的なジャズに仕上がっていました。「いつか母になったら自分のこどもに子守唄としてこの曲を歌いたいものだわ」とのこと。
「Sway (Quien