存在と時間 3 (古典新訳文庫) の感想
参照データ
タイトル | 存在と時間 3 (古典新訳文庫) |
発売日 | 2017-07-11 |
製作者 | ハイデガー |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334753580 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
ハイデガーが「存在と時間」を書いた1927年のころの車の方向指示器って、昔のトヨペット・クラウンの指示器のように真横、水平にカシャッと赤い矢印のようなものが飛び出てくるものだったのだろうか? トヨペットのこれはなかなかに面白かった。というようなことはさておき、これを〈めじるし〉の事例に使っているところにハイデガー先生の面白みがある。
「~をもって&~のもとで〈指示する〉」ということが「適材適所」ということであるなら、さらには「開けわたされている」ということを、「あるものが、ある目的のために使うことのできるものとして、開かれた場所のうちに開放されること」というふうな解説を読むならば、子供の頃、「いるときにいらなくて、いらないときにいるものなーに?」っていうなぞかけ遊びをしたときに、その答えが「風呂の湯船のフタ」ということを知って、「なんやねん!」って、憤りつつ、おかしみ&くすぐり笑う楽しみ&心意気とおんなじことかいな?って思ってしまうのも、これはこれで勝手な解釈!
本文の和訳は読みやすいが、まだるっこしいので、解説から読み始める、で、解説だけで終わってしまうのもこれはこれでいいかも。
「~をもって&~のもとで〈指示する〉」ということが「適材適所」ということであるなら、さらには「開けわたされている」ということを、「あるものが、ある目的のために使うことのできるものとして、開かれた場所のうちに開放されること」というふうな解説を読むならば、子供の頃、「いるときにいらなくて、いらないときにいるものなーに?」っていうなぞかけ遊びをしたときに、その答えが「風呂の湯船のフタ」ということを知って、「なんやねん!」って、憤りつつ、おかしみ&くすぐり笑う楽しみ&心意気とおんなじことかいな?って思ってしまうのも、これはこれで勝手な解釈!
本文の和訳は読みやすいが、まだるっこしいので、解説から読み始める、で、解説だけで終わってしまうのもこれはこれでいいかも。