グラゼニ~東京ドーム編~(12) (モーニングコミックス) の感想
参照データ
タイトル | グラゼニ~東京ドーム編~(12) (モーニングコミックス) |
発売日 | 2017-08-23 |
製作者 | 森高夕次 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
メディアで取り上げられるのはプロ野球選手のほんの一面。FA、トレード、引退、自由契約、トライアウト…そんな自分たちの目に映る選手達の裏には家族があり、その家族が抱える様々な気持ちもあることを、あらためて感じた第12巻。
グラゼニは野球漫画として読んでも確かに面白いのですが、それ以上に「人生と仕事」という観点からも読みごたえがあると感じています。FAで声をかけてくれる球団があれば、まだ自分で行く先を選ぶことも可能ですが、一会社員であれば転勤でどこどこに行けと辞令があれば、基本は従うのか辞めるのかの選択しかありませんので、確かにプロ野球の世界は厳しいのでしょうが、多くの社会人も厳しい世界の中で戦っていることに変わりはない気がします。
そんな、一見全く関係のないようなことまで考えさせられるタイプの本が好みなので、そういった点からも個人的には好きな一作です。
グラゼニは野球漫画として読んでも確かに面白いのですが、それ以上に「人生と仕事」という観点からも読みごたえがあると感じています。FAで声をかけてくれる球団があれば、まだ自分で行く先を選ぶことも可能ですが、一会社員であれば転勤でどこどこに行けと辞令があれば、基本は従うのか辞めるのかの選択しかありませんので、確かにプロ野球の世界は厳しいのでしょうが、多くの社会人も厳しい世界の中で戦っていることに変わりはない気がします。
そんな、一見全く関係のないようなことまで考えさせられるタイプの本が好みなので、そういった点からも個人的には好きな一作です。
一味違った野球マンガです。6回で、3失点以内に抑えるクオリティースタートを心掛けるピッチャーです。まさにプロの投球術。サラリーマン社会を意識した野球マンガだろうと思います。そして、定年前にに早期退職して、蕎麦屋を開業する話が絡みます。まさに、現実の社会を生き抜く姿が描かれていて、とても深い味わいのある野球マンガだと思います。滅茶苦茶面白いです。