ある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブック の感想

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タイトルある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブック
発売日2017-02-24
製作者阿久津美栄子
販売元ディスカヴァー・トゥエンティワン
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購入者の感想

何が良いかといえば、
阿久津さん自身が凄まじい両親の遠距離介護を経験なさった上で、
その時本当に切実に知りたかった、必要だったことのすべてが、
ここには書かれています。
しかし、この本の内容は彼女の個人的な経験を遥に越えて、
今介護なさっている方々、これから介護なさる方々、
誰もが、自分自身に重ね合わせられる普遍性を持っています。

しかも、介護の始まりから、介護の終わり(グリーフケアを含む)までの一連の流れを、丁寧に描いてくれている。

一読したとき、これは介護をなさるすべての人の、
バイブルとなりうる書だな、そう直感しました。
素直に、地味で、凄いと感じましたし、
この書や、この書の考え方を広めるだけで、
どれだけの方が救われるか、
あるいは要介護の親御さんやパートナーとの介護の時間を、
より幸せなものにできるかと考えてみると、
言葉にならないくらいの内容です。

介護保険ほかの不可欠な情報などは当然のことですが、
6章立てになっていて、
その中でも特に第3章の「介護で倒れてしまわないための10か条」は、
圧巻で、この内容は、介護にあまり関係がないと思っている人でさえ、
学ぶべきものが満載。
この第3章は、さらに10項目に分けられていますが、
その中の1つの項目だけでも、凄いんです。

たとえば、「介護者は司令塔だと心得る」、
この項目を読んだとき、
そうか、介護者とは中村俊輔(サッカーの)なんだ、と、
歓喜の声をあげてしまいました。

介護者とは、自分で介護に奮闘する前に、
チームプレーの中で、人を活かす、マネージメントをしていく存在なんだ、
というのが、斬新。
野球でいえばキャッチャー、バレーボールでいえば、
セッター、サッカーでいえばミッドフィールダーと、
介護者とは司令塔、そう言い切ってくれたところが、
実に見事に言い得て妙で、なんともうれしい。

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