図解 相対性理論と量子論―物理の2大理論が1冊でわかる本 の感想
参照データ
タイトル | 図解 相対性理論と量子論―物理の2大理論が1冊でわかる本 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569649801 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 物理学 » 理論物理学 |
購入者の感想
物理学に関してはいまだに16世紀くらいの世界に住んでいる者としては、ほとんど福音ともいえる内容でした。こうして話を聞かされても、たぶんなんにもわかっていないにちがいないけれど、わからないなりにどこか世界観・宇宙観がグラリと傾くような不安感を覚えてしまいました。とても「考えることのできないこと」を考えている人たちって、いるんですね、アインシュタインひとりにとどまらず。しろうととしてはこうしたハードコアな科学知識もたちまちエンターテインメントとして楽しんでしまいますが、許されよ。カーナビが相対性理論の応用によってGPS衛星との時間調整をおこなっているなんて話には「へえ〜」と感嘆しますし、ブラックホールをめぐるパラドクスには頭がクラクラしました。重力を受けた時計は、ゆっくり進む。いま、太郎君が1秒おきに光を発しながら、ブラックホールにどんどん近づき、飲みこまれてゆく。それを観測している花子さんにとって、光の間隔はどんどん間延びしてゆく。ブラックホールの入り口で、ついにその間隔は無限になり、花子さんにとって太郎君は完全に静止して見える。ところがそのおなじとき、太郎君はものすごい速度で(光すらもはや出てゆくことのできない速度で)ブラックホールに吸いこまれている。すごい! よくわからないが、すごい。せめてもう少し、真剣に物理を勉強するんだった、なまけものの高校生のころ。と反省することしきりでした。コンビニで売っている廉価本としては、充分以上に楽しめます。好企画でした!
まず、安いですよこれ。
500円。コストパフォーマンス高いです。
で、高名な先生が監修しているだけあって中身は割としっかりしてます。
もちろん、理学書とは全然違いますから、雑学として、話のタネとしてですが、どうですか。
「定理の理解などせずとも流し読みして量子論と相対性理論の概略がわかる。」
これ、重要だと思います。
同社の図解シリーズの再録的なものですが
対談式で話が進んでいく(大体2Pで1つの話が終わる)
ので小難しさは一切無く、非常に取っつきやすいです(縦書き・右綴じですし)。
特に量子論はその歴史から、こういう科学史的なアプローチの
ぬるい本が理解を助けると思います。
あくまで「まったく論に触れたことがないひと」にたいしてですが
☆5つ、私はつけます。
社会人、大学生などだけでなく、中高生にもオススメします。
ただ、売り?のホームズの話、あれはいただけません。
フィクションの話が出てきて混同しかねません。
それ以外の章がわかりやすい出来なのであまり必要ないというか蛇足と思いました。0
500円。コストパフォーマンス高いです。
で、高名な先生が監修しているだけあって中身は割としっかりしてます。
もちろん、理学書とは全然違いますから、雑学として、話のタネとしてですが、どうですか。
「定理の理解などせずとも流し読みして量子論と相対性理論の概略がわかる。」
これ、重要だと思います。
同社の図解シリーズの再録的なものですが
対談式で話が進んでいく(大体2Pで1つの話が終わる)
ので小難しさは一切無く、非常に取っつきやすいです(縦書き・右綴じですし)。
特に量子論はその歴史から、こういう科学史的なアプローチの
ぬるい本が理解を助けると思います。
あくまで「まったく論に触れたことがないひと」にたいしてですが
☆5つ、私はつけます。
社会人、大学生などだけでなく、中高生にもオススメします。
ただ、売り?のホームズの話、あれはいただけません。
フィクションの話が出てきて混同しかねません。
それ以外の章がわかりやすい出来なのであまり必要ないというか蛇足と思いました。0