王様のためのホログラム(字幕版) の感想

トム・ハンクスが映画化を熱望って本当かね？
とにかくなにもかもが中途半端。

運転手の意味ありげな質問から何やら大物っぽい人と運転手が何やら密談してるシーンが差し込まれ
「あ、これってもしかして改革を目指す王族が運転手に変装して平民の声を聞いてたんかな？やるね！」とか期待したが・・

ただの小汚い運転手だった。
しかもそのままフェードアウトで運転手のその後が無く唖然。

それだけではなくトムと娘の交流、トムと女医さん（おばさん）との恋愛、トムと部下との交流、全てが中途半端なブツ切りで終わる。
全てが何か大事な意味があるように見えて、実は全てにそれほど意味がない。
挙げ句、全ての人生の不調の原因が体調不良によるパニック障害だったという、思わず二度見するレベルのオチ。

脂肪腫を人生の「コブ」として使ってるのは解るけど、いかにも素人監督がドヤりそうなプロットで苦笑い。

トム・ハンクス主演でもほとんど話題にならないのが頷ける出来。

トム・ハンクス効果で一見「それっぽい映画」に見える、ただの「駄作」です。

トム・ハンクスが主役で、それなりに楽しめたが、舞台が中東の砂漠の国という異文化の地での筋の運びがなんとなくぎくしゃくの感がした。どうも今一つ、薄い内容の映画だった。　ホログラムというタイトルに興味を持って鑑賞したが、的は連れな映画だった。

それともう一つの重要なメッセージは技術は盗まれたら終わりと言うこと。
レンタル期間が長く設定されていたのでゆっくりと見られました。

心温まるヒューマンドラマです。主人公が異国の地で、仕事のどん底、家庭のどん底から這い上がる物語。国は違えどみんな色々な事情を抱えながらも前を向いて歩んでいる。主人公も同じく。深い物語があるわけではありませんが、疲れているとき、もやもやした時に見ると心が洗われる良作です。

説明しがたいですが，色々なところがじわっと来る，とても記憶に
残る，よい映画です．彼の切ない表情が色々と語っています．
でもこの映画を楽しめるのは中年以降の男性だけかも知れません．
人生も，その不条理も，さまざまに味わいつくして，生きている
といった男の話ですから．