9プリンシプルズ:加速する未来で勝ち残るために の感想
参照データ
タイトル | 9プリンシプルズ:加速する未来で勝ち残るために |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊藤 穰一 |
販売元 | 早川書房 |
JANコード | 9784152096975 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓 |
購入者の感想
読書体力・思考体力が必要な本。
親切でもわかりやすくもないが、良心と誠実さに溢れた本。
一つの技術・一つの職業で一生食べることができないと言われる時代、一つの思考・今までの思考では理解・適応ができないのではないか。
では、どういった考え方・思考が必要になるのか?
それが、この書の中で言われる9つの原理。
力強く、シンプル。そして吸収できるようになるまでどれもとても時間がかかる。そうゆえに貴重かつ重要。
僕は思考の迷路に迷い込んだり、判断に迷った時はこの書を“灯台の光”にします。
親切でもわかりやすくもないが、良心と誠実さに溢れた本。
一つの技術・一つの職業で一生食べることができないと言われる時代、一つの思考・今までの思考では理解・適応ができないのではないか。
では、どういった考え方・思考が必要になるのか?
それが、この書の中で言われる9つの原理。
力強く、シンプル。そして吸収できるようになるまでどれもとても時間がかかる。そうゆえに貴重かつ重要。
僕は思考の迷路に迷い込んだり、判断に迷った時はこの書を“灯台の光”にします。
読んですぐ、明日から役に立つ、という本でないとは理解しつつ、初めから終わりまで、ちりちりと刺激を受けどおしながら読んだ。詳細すぎる地図(=計画)はときに害になる、という「地図よりコンパス」の章は、言うは易くかな、と思いつつ、自分のしてきた仕事をかえりみて腑に落ちるところ大でもあった。中国のシリコンバレーと言われる深センのダイナミズムが印象的な「安全よりリスク」も面白い。現代が、訳者があとがきで書いている「おもしろがる能力」が仕事に直結する世界なのだとしたら、現象としては興味ぶかいが、そこで飯を食わねばならない、となると厳しいものも感じずにはいられない。ブロックチェーン/ビットコインを解説した章がとくにそうだったが、知らないタームが目白押しにもかかわらず、訳文の勢いで苦も無く読み進められたのは良かった。