銀河鉄道の夜 (280円文庫) の感想

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参照データ

タイトル銀河鉄道の夜 (280円文庫)
発売日販売日未定
製作者宮沢賢治
販売元角川春樹事務所
JANコード9784758435482
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学

購入者の感想

独特の暗さのせいか、宮沢賢治の話はあまり好きではなかったのですが、色々な作品に影響を与えているということで読んでみました。
率直な感想として名作と言われるだけのことはあるなぁ、と。こんな切ない話とは知りませんでした。暗さが美しさに昇華されてる。

やはり紙媒体で読みたいと思って購入しました。値段にも適切感あります。
平凡社の文庫本のようにサイズがおかしいというわけでもなく、本棚の文庫本コーナーにきれいにおさまります。

ちなみに、JR東日本中央本線で、山梨県内、勝沼ぶどう郷駅~塩山駅間で電車がせっせと坂を上って(下りて)いくのですが、そこの様子が銀河鉄道の元ネタになった、という説を聞きました。たまたま見る機会があったのですが、山を背にしているので列車の室内灯がよく見え、列車が行き違うところなど、神秘的にすら見えましたし、説は正しいのではないかという気にさせるに十分でした。本作に興味をもたれたなら一度見てもいいかもしれません。

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