堕落論 (280円文庫) の感想
参照データ
タイトル | 堕落論 (280円文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 坂口安吾 |
販売元 | 角川春樹事務所 |
JANコード | 9784758435451 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
はじめて坂口安吾氏の本を読みました。
生きていた時代も含めて大変な一生だっただろうなと
思いますが、戦後間もない作品とは思えないのは
とてもニュートラルな思考だからでしょうか?
武蔵の武蔵たる所以の「青春」のところでは
とても力が入っていますが
老境の武蔵に落胆するところは
いかにも著者らしさが出ていました。
それにしても いくつかの言語が得意でありながら
さらに圧倒的な日本語の語彙の豊富さに驚きました。
生きていた時代も含めて大変な一生だっただろうなと
思いますが、戦後間もない作品とは思えないのは
とてもニュートラルな思考だからでしょうか?
武蔵の武蔵たる所以の「青春」のところでは
とても力が入っていますが
老境の武蔵に落胆するところは
いかにも著者らしさが出ていました。
それにしても いくつかの言語が得意でありながら
さらに圧倒的な日本語の語彙の豊富さに驚きました。