一族の書 (アナスタシア ロシアの響きわたる杉シリーズ) の感想

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参照データ

タイトル一族の書 (アナスタシア ロシアの響きわたる杉シリーズ)
発売日販売日未定
製作者ウラジーミル・メグレ
販売元直日
JANコード9784990867829
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 自然哲学・宇宙論・時間論

購入者の感想

この巻には、太古、人間が楽園を創造し神と身近に対話していた美しい園での生活が
具体的に書かれていて、読んでいる自分の脳内にも画が見えてきた。
そんな世界に戻れることを願う。

アナスタシアの話は、現代人にとっては、非現実的なファンタジーだと思う人も多いと思う。
しかし、多くの犠牲を要しながらそれほど発展してるわけではないこの科学・物質先行した世界の、
未来を、現実的に、明確に描けている人がいるのだろうかと今更ながらに感じた。

自然破壊や燃料不足、若い世代ほど弱くなっている身体、
我々は、このままいくと、未来の無い世界に生きているのではないか…と、多くの人が心のどこかで思っているはずだ。
(現実的には、それさえ考える余裕もない人間ばかりである)
そんな漠然とした不安は、刹那的に自分がなんとなく楽しければそれで良いと考える人が多い一因な気もする。
今の延長にある未来社会のイメージを、現実的に明確に描くことができない、
それは今のこの世界こそが、非現実的な迷走時代なのだという気がしてならなくなった。

アナスタシアによれば、人間のイメージは世界を動かす。

至るところに楽園が戻り、人間が本来の神性を取り戻し、
人も、動物も、地球も、愛に満ちて生きる、神の喜ぶ夢を描こう。
ただの夢ではなく、それこそが、現実として、あるべき地球の姿として。

そして未来、
楽園に住む人々が、過去の歴史を勉強して思うだろう。

ある時代、人間は闇のエネルギーに負け続け、非現実的なオカルト期に入った…
でも、真実を忘れていない人間達、真実に気付き始めた人間達が、
苦しい世界に生きながらも、少しずつ少しずつ楽園を取り戻し始めた、と。

意識的に植物と接して育てる、
楽園の夢を設計する、
そんな人間ひとりひとりが皆、名のない救世主ではないだろうか。

自分も、メグレ氏と同様に、生きているうちには、
アナスタシアの言うような園までは作れないだろう。

アナスタシアの本に出会うこと。
本の内容を理解すること。
真実を生きること。
真実を子供達に残すこと。

この6巻は、今まで出版されたどの本よりも美しい。
地球上のすべての家族が、花咲く美しい一族の園で、心に全く不和を生じさせることなく、愛と自覚に満ちて暮らしていた幸福な時代の描写があります。
愛に満ち、美しく輝く地球。
ぜひ心で、その至福の光景を見てください。
これ以上に美しい景色は無いでしょう。
それは過去の事実であり、私たちの未来です。

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