一杯の紅茶の世界史 (文春新書) の感想
参照データ
タイトル | 一杯の紅茶の世界史 (文春新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 磯淵 猛 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784166604562 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » クッキング・レシピ » 飲み物 |
購入者の感想
本書を読んで、筆者が紅茶に魅せられた人だなあとつくづく思えた。紅茶のルーツから現代までを追いながら、所々に茶葉生産地の紀行が織り込まれていて、暫し現地に思いを馳せることができた。
それにしても、中国とミャンマーの国境地帯、アッサムやスリランカといった、治安がいいとは言えないような地域にまで出かけていく行動力はすごい。
歴史や紅茶の種類を解説した本は、もっと詳しい書があるのだろうが、本書は手短にまとまっていて概要を知るには十分であろう。
中国種へのこだわり、紅茶利権への執着、正しい紅茶の入れ方は、皮肉としても読めておもしろい。
紅茶の生産量はケニアが意外に多いこと、またリプトンやジェームス・テーラーの話は感慨深く、印象に残った。
それにしても、中国とミャンマーの国境地帯、アッサムやスリランカといった、治安がいいとは言えないような地域にまで出かけていく行動力はすごい。
歴史や紅茶の種類を解説した本は、もっと詳しい書があるのだろうが、本書は手短にまとまっていて概要を知るには十分であろう。
中国種へのこだわり、紅茶利権への執着、正しい紅茶の入れ方は、皮肉としても読めておもしろい。
紅茶の生産量はケニアが意外に多いこと、またリプトンやジェームス・テーラーの話は感慨深く、印象に残った。