願かけ 新・酔いどれ小籐次(二) (文春文庫) の感想

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参照データ

タイトル願かけ 新・酔いどれ小籐次(二) (文春文庫)
発売日販売日未定
製作者佐伯 泰英
販売元文藝春秋
JANコード9784167902940
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購入者の感想

お遣り拝借のドラマで知って、読み始めた旧シリーズ。
ドラマよりも原作の方がおもしろく、佐伯泰英という作家の本を読みあさるきっかけになりました。旧シリーズが何故か突然終わって、前作「神隠し」をすぐに読んだが、正直なんなんだこれは、、という感想でした。何か訳が解らないうちにドタバタして終わった感がありましたが、本作はちょっとミステリ仕立てで、リアリティはともかく最期まで楽しめました。
多少の謎解きのような雰囲気もあるので、中身には触れませんが、最期の方で「身隠し分身の秘術」なる妖術的な技にはちょっとガッカリです。
読む人によるのでしょうが、小籐次と磐音シリーズで妖術系が出ると一気に冷めてしまいます。この妖術系、最近佐伯先生作品では出過ぎのような気がします。小籐次も磐音も強くしすぎたので、新たな対戦相手を描ききれないのかな~と心配です。

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