大きな木の家―わたしのニコ・ピロスマニ の感想
参照データ
タイトル | 大きな木の家―わたしのニコ・ピロスマニ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | はらだ たけひで |
販売元 | 冨山房インターナショナル |
JANコード | 9784902385410 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 絵本・児童書 » 絵本 |
購入者の感想
著者は、絵本作家。1975年より「岩波ホール」に勤務。標題にあるように、この絵本はグルジアの画家、ニコ・ピロスマニ(1862-1918)にささげられている。
表紙をひらくと・・・「むかし コーカサス山脈のふもと グルジアの国に ニコ・ピロスマナシュヴィリという ふだんはニコとかピロスマニと呼ばれていた 放浪の画家がいました。貧しい彼は 酒やパンとひかえに 店の看板や 壁にかざる絵をかきました。そのおおくは グルジアの人々の暮らしや伝説 そして動物たちをえがいたものです。ピロスマニは 孤独のうちに生涯をおえましたが 彼の夢は 大きな木の家をたてて友とお茶をのみ 語りあうことでした」と、著者によるニコの紹介がある。
この絵本は、詩のようでもあり、童話のようでもある絵本である。著者の想いが美しい旋律となって伝わってくる。誰よりも自然を愛し、さびしがり屋で、人とその生活を恋しく思い、それを絵で表現したピロスマニ。そのピロスマニの人柄と生き方に対する著者の憧憬が、淡い夢のような著者の絵にたくされ、一冊の素敵な本になっている。
表紙をひらくと・・・「むかし コーカサス山脈のふもと グルジアの国に ニコ・ピロスマナシュヴィリという ふだんはニコとかピロスマニと呼ばれていた 放浪の画家がいました。貧しい彼は 酒やパンとひかえに 店の看板や 壁にかざる絵をかきました。そのおおくは グルジアの人々の暮らしや伝説 そして動物たちをえがいたものです。ピロスマニは 孤独のうちに生涯をおえましたが 彼の夢は 大きな木の家をたてて友とお茶をのみ 語りあうことでした」と、著者によるニコの紹介がある。
この絵本は、詩のようでもあり、童話のようでもある絵本である。著者の想いが美しい旋律となって伝わってくる。誰よりも自然を愛し、さびしがり屋で、人とその生活を恋しく思い、それを絵で表現したピロスマニ。そのピロスマニの人柄と生き方に対する著者の憧憬が、淡い夢のような著者の絵にたくされ、一冊の素敵な本になっている。