介護ビジネスの罠 (講談社現代新書) の感想
参照データ
タイトル | 介護ビジネスの罠 (講談社現代新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 長岡 美代 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062883344 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
介護に詳しくない人間からすれば、介護の専門用語は頻出するし、なじみのない制度の名前がいきなり出てくるしで、非常に難しさを感じる本のはずなのだが、やはり内容がショッキングだからであろう、ページをめくる手を止められない状態であった。
最初は、不正な民間業者が老人を食い物にしているというイメージを持って読み始めたが、実際にはそれだけでなく、自治体も不正を見て見ぬふりし、「関わりたくない、面倒」といった姿勢を見せ、それが更なる民間不正を助長している様子がうかがえた。これに、利益優先の医療関係者も絡んできている。
今後増え続ける被介護者の対応はどうなるのか想像がつかない。
ただ、この本を読み、「どういう点に気を付け、契約する際にはどんなリスクを想定しておかなければならないのか」が勉強できた。
とにかく内容が濃く、新書の値段にしては勿体ないくらい安いと思える。
介護ビジネスの本質を知りたい方に対しては、是非お勧めしたい。
最初は、不正な民間業者が老人を食い物にしているというイメージを持って読み始めたが、実際にはそれだけでなく、自治体も不正を見て見ぬふりし、「関わりたくない、面倒」といった姿勢を見せ、それが更なる民間不正を助長している様子がうかがえた。これに、利益優先の医療関係者も絡んできている。
今後増え続ける被介護者の対応はどうなるのか想像がつかない。
ただ、この本を読み、「どういう点に気を付け、契約する際にはどんなリスクを想定しておかなければならないのか」が勉強できた。
とにかく内容が濃く、新書の値段にしては勿体ないくらい安いと思える。
介護ビジネスの本質を知りたい方に対しては、是非お勧めしたい。