呻吟語を読む (致知選書) の感想
参照データ
タイトル | 呻吟語を読む (致知選書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 安岡 正篤 |
販売元 | 致知出版社 |
JANコード | 9784884741730 |
カテゴリ | 人文・思想 » 哲学・思想 » 東洋思想 » 東洋哲学入門 |
購入者の感想
「呻吟語」の内容の素晴らしさや、解説を加える安岡氏の造詣の深さには、疑いの余地もありません。従って、是非本書を読むべきだとお薦めします。
ただ、編集が拙劣で折角の作品が台無しです。例えば、「呻吟語」から引用原文で「譲」となっておるものが、安岡氏の解説の中で「護」となっていました。安岡氏は漢学のプロであり、字句の解説も丁寧にされているだけに、一字たりとも誤植があるとそれだけで途端に白けた気分になります。
余談ながら。本書でも「群行・群止に識見を看る」のくだりに解説が付けられています。某氏のブログでは「郡行・郡止」と書かれています。それでは意味が通りません。簡単な漢字を間違えていると、折角の主張も信用が下がります。同氏は、若い世代は漢籍から学べというメッセージで著書も出されているようですが、この人は自分が無教養なのに他人には教養を高めよと言いたいのでしょうか。
要すれば、プロとして公表するからには、一字一句たりとも忽せにしないで頂きたい、ということです。
ただ、編集が拙劣で折角の作品が台無しです。例えば、「呻吟語」から引用原文で「譲」となっておるものが、安岡氏の解説の中で「護」となっていました。安岡氏は漢学のプロであり、字句の解説も丁寧にされているだけに、一字たりとも誤植があるとそれだけで途端に白けた気分になります。
余談ながら。本書でも「群行・群止に識見を看る」のくだりに解説が付けられています。某氏のブログでは「郡行・郡止」と書かれています。それでは意味が通りません。簡単な漢字を間違えていると、折角の主張も信用が下がります。同氏は、若い世代は漢籍から学べというメッセージで著書も出されているようですが、この人は自分が無教養なのに他人には教養を高めよと言いたいのでしょうか。
要すれば、プロとして公表するからには、一字一句たりとも忽せにしないで頂きたい、ということです。