禅と陽明学〈上〉 (人間学講話) の感想
参照データ
タイトル | 禅と陽明学〈上〉 (人間学講話) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 安岡 正篤 |
販売元 | プレジデント社 |
JANコード | 9784833490214 |
カテゴリ | 人文・思想 » 哲学・思想 » 東洋思想 » 東洋哲学入門 |
購入者の感想
およそ人間の学といえる学問には古今東西全て精通している安岡正篤師の壮大なる学問交響楽。
道徳と宗教の違い、ヨガ、インド仏教から説き興し、中国への仏教の渡来、仏教・老荘・禅・儒教のクロスオーバー、そして安岡師が心服する王陽明で終わるこの本は、プレジデント社の人間学講話の最終集を飾るに相応しいスケールの大きい本で、上巻、下巻を通して読むと壮大なシンフォニーを聴き終わったような感じがします。それは、単に頭に訴えかけるだけでなく、心に熱い血をたぎらせる著者の一貫した学問・人生の姿勢が読み手である我々にも伝わるからでしょう。
道徳と宗教の違い、ヨガ、インド仏教から説き興し、中国への仏教の渡来、仏教・老荘・禅・儒教のクロスオーバー、そして安岡師が心服する王陽明で終わるこの本は、プレジデント社の人間学講話の最終集を飾るに相応しいスケールの大きい本で、上巻、下巻を通して読むと壮大なシンフォニーを聴き終わったような感じがします。それは、単に頭に訴えかけるだけでなく、心に熱い血をたぎらせる著者の一貫した学問・人生の姿勢が読み手である我々にも伝わるからでしょう。