壇蜜日記2 (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | 壇蜜日記2 (文春文庫) |
発売日 | 2015-09-02 |
製作者 | 壇 蜜 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167904531 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » た行の著者 |
購入者の感想
あの『壇蜜日記』の第二弾。2014年の夏から2015年の夏までの日記が綴られている。
自虐的で、慎ましやかな攻撃性と知性が共存する少し捻くれた文章は健在である。日々の日記は多くても300文字程度なのだが、時折、ズバっと心が抉られる日記と出逢う。
自分が一番、心を抉られたのは、2014年9月21日に震災による原発事故について描いた日記だ。短い文章で壇蜜自身のことにも触れながら、現実を切り取ってみせる彼女の視点と文章表現に知性を感じるのかも知れない。
自虐的で、慎ましやかな攻撃性と知性が共存する少し捻くれた文章は健在である。日々の日記は多くても300文字程度なのだが、時折、ズバっと心が抉られる日記と出逢う。
自分が一番、心を抉られたのは、2014年9月21日に震災による原発事故について描いた日記だ。短い文章で壇蜜自身のことにも触れながら、現実を切り取ってみせる彼女の視点と文章表現に知性を感じるのかも知れない。