シンコー製作所 コードレス インパクトドライバー CIDS-144W の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

製造業で働き始めた当初（業界に14.4Vのモデルが出始めて間もない頃）安さに魅かれて購入しました。
毎日、50mmの細ビスを100本程度締め付けるペースで使いました。

・14.4Vの強い打撃力
・明るいＬＥＤライト
・持ち運び用キャリーケース付属

等、買った当初は満足のいく仕事をしてくれました。
しかし、だんだんバッテリーの性能が悪くなり（症状は以下の通り）、半年くらい経った頃には使い物にならなくなりました。

・１回の充電での作業量がどんどん悪くなる
・満充電したバッテリーも使わないで放置すると、すぐに空っぽになる

これらはバッテリーの寿命で仕方ないのですが、ここで以下のような選択を迫られます。

【選択１】別売りの新品バッテリーを購入して、再びCIDS-144Wを使う
【選択２】本体ごと廃棄して、別のモデルを購入する
【選択３】これを機に“ものづくり”をやめる

CIDS-144WのバッテリーBPS-144は商品の説明に出ていませんが、昔懐かしいニカド(Ni-Cd)です。
時代は進み、性能のいいニッケル水素(Ni-MH)や更に進んだリチウムイオン(Li-ion)対応インパクトドライバーが登場していますので、購入の際には気を付けてください！

ニカド(Ni-Cd)とリチウムイオン(Li-ion)の特徴は以下の通りです。

ニカド(Ni-Cd)
利点 ： 安価（BPS-144の参考価格：3260円）
欠点 ： 短寿命(私の使用条件で約６か月)で自然放電が多い

リチウムイオン(Li-ion)　※CIDS-144Wには対応していません！
利点 ：